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巡検風景

「地理・空間フィールドワークII」の実習風景

2010年度夏学期の野外実習(梶田担当)は3泊4日(2010年9月13日〜16日)で実施し,香川県内各地で実習を行いました.以下はその時の実習風景です.

まず,初日は各自,自分の調査地に足を運び,気になった景観を撮影し,報告してもらいました.

現地での景観撮影

夜のミーティング(調査結果の報告と議論)

2日目以降は,東京で事前に参加者が取ったアポイントに基づいてインタビュー調査を行ったり,現地の図書館や役場等で資料渉猟を行いました.野外実習Ⅰと異なり,基本的に参加者自身がインタビューをリードし,教員やTAは必要最小限のサポートだけを行います.

時には研究テーマに関連した貴重な体験ができることもあります.毎晩その日の調査結果についての報告と議論が行われ,調査の収斂に向けたアドバイスが行われます.

うちわの職人へのインタビュー

町の有力者へのインタビュー

選果場でのインタビュー

植え付け作業機の体験

実習期間中は張り詰めた毎日が続きますが,実習最後の夜には参加者全員による打ち上げが行われます.濃密な時間を共有する野外実習は,多くの参加者にとって,人文地理学教室における最も印象的な出来事の一つとなります.

「地理・空間フィールドワークI・II」でのトレーニングを踏まえて,卒業論文では各自のテーマに即して独力で調査を遂行していくことになります.