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教員

荒井良雄

所属 総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系
職名 教授
学位 工学博士
専門分野 都市地域における人間の空間行動,商業立地論,都市地域における企業の情報行動
所属学会 日本地理学会,経済地理学会,東北地理学会,日本都市計画学会,組織学会

研究紹介

  • 都市住民の生活活動の時間地理学的分析:現代都市の物的・社会的構造の中で,住民の生活がどのような時間的・空間的性質を持っているかを時間地理学という枠組みから実証的に分析している.最近,社会で大きな問題になっている女性の社会進出や少子化などが中心的課題になっている.
  • 少子高齢化に伴う都市空間の変容:戦後日本の都市空間の変容を社会変動と人口移動とを関連させて分析している.最近では,大都市圏郊外における高齢化と住宅地の動向に注目している.
  • ITの地域や企業活動への影響:最近のIT技術の急速な発展と普及がもたらす社会的影響をさまざまな角度から実証的に分析している.流通チャネルにおける情報化と企業組織・行動の再編の関係,東京でのインターネット・マルチメディア産業の集積,周縁地域におけるコールセンターの集中立地,自治体や地域組織のインターネットを使った情報発信や地域振興,携帯電話を用いた地域情報発信などのテーマを扱っている.

担当授業科目

方法論基礎,地域生態学,人文地理学基礎論,地図学,環境計画論I

主な業績 編著書 報告書 論文

<編著書>

  • 荒井良雄・川口太郎・岡本耕平・神谷浩夫編訳 『生活の空間 都市の時間 ─Anthology of Time Geography─』 古今書院,1989
  • 荒井良雄 「卸売業の情報化と流通構造の変化」 北村嘉行・寺坂昭信・富田和暁編『情報化社会の地域構造』 大明堂,1989
  • Arai, Y. and Yamada, H. : Development of Convenience Store System
    in Japan, 1970’s-1980’s. Terasaka, A. and Takahashi, S. eds., Comparative
    Study on Retail Trade: Tradition and Innovation.
    Ryutsu Keizai University, 1994
  • 荒井良雄・岡本耕平・神谷浩夫・川口太郎著 『都市の空間と時間 ─生活活動の時間地理学─』 古今書院,1996
  • 荒井良雄 「地域とシステム」 西川治編『地理学概論』 朝倉書店,1996
  • 荒井良雄 「流通業のフィールドワーク」 須藤健一編『フィールドワークを歩く:文科系研究者の知識と経験』 嵯峨野書院,1996
  • Arai, Y. : On the Survey Method to Collect Micro Data of Spatial Information Flows: The Activity Record Method. Matsuda, Y. eds., Exploring New Frontiers in Statistical Analysis Using Micro Data Sets. Hitotsubashi Univ., 1997
  • 荒井良雄 「活動記録法による情報流動のミクロデータ調査手法に関する研究」 松田芳郎編『統計情報活用のフロンティアの拡大の総括的研究』 一橋大学経済研究所,1997
  • Arai, Y. : On the Survey Method to Collect Micro Data of Spatial Information Flows: The Activity Record Method (2). Matsuda, Y. eds., Exploring New Frontiers in Statistical Analysis Using Micro Data Sets (2). Hitotsubashi Univ., 1998
  • 荒井良雄 「活動記録法による情報流動のミクロデータ調査手法に関する研究(2)」 松田芳郎編『統計情報活用のフロンティアの拡大の総括的研究(2)』 一橋大学経済研究所,1998
  • 荒井良雄訳 『図説大百科 世界の地理22 日本・朝鮮』 朝倉書店,1998
  • 荒井良雄 「活動記録法による情報流動のミクロデータ調査手法に関する研究(3)」 松田芳郎編『統計情報活用のフロンティアの拡大の総括的研究(3)』 一橋大学経済研究所,1999
  • Arai, Y. : Face-to-face and Internet Communications in R&D Activities in Japan; An Empirical Study in Kyushu. Geocyberspace: Building Territories on the Geographical Space of the 21st Century. IGU Commission on Communication Networks and Telecommunication., 2000
  • 荒井良雄 「研究開発の情報流動」 松田芳郎・垂水共之・近藤健文編『講座 ミクロ統計分析 第3巻』 日本評論社,2000
  • 荒井良雄 「農村の時間と空間-時間地理学的考察-」 橋本毅彦・栗山茂久編著『遅刻の誕生-近代日本における時間意識の形成-』 三元社,2001
  • 荒井良雄・川口太郎・井上孝 「日本の人口移動-ライフコースと地域性-」 古今書院,2002
  • 荒井良雄 「『情報の地理学』は成立したか?」 高橋伸夫編『21世紀の人文地理学展望』 古今書院,2003
  • Arai, Y., Koike, S. : Grid-based population distribution estimates from historical Japanese topographical maps using GIS. Boots, B., Okabe, A., Thomas, R. eds., Modelling Geographical Systems. Kluwer. Dordrecht. 2003
  • 荒井良雄・箸本健二編『日本の流通と都市空間』 古今書院,2004
  • Arai, Y. : A Method for Constructing a Historical Population-grid Database from Old Maps and its Applications, Okabe, A. ed., GIS-based Studies in the Humanities and Social Sciences, CRC Press ILL, Boca Raton, 2005
  • 荒井良雄・箸本健二編著 『流通空間の再構築』 古今書院,2007
  • 荒井良雄・岡本耕平・田原裕子・柴 彦威編著 『中国都市の生活空間 ー社会構造・ジェンダー・高齢者ー』ナカニシヤ出版,2008

<報告書>

  • 荒井良雄:「都市圏」設定の問題をめぐって. 『統計地域区分研究会報告書』 総務庁統計局,1993
  • 荒井良雄:『郊外に居住する高齢者のハウジング環境に関する実証研究』 地域社会研究所・第一住宅建設協会,1994
  • 荒井良雄:『高齢者の生活空間とハウジング価値観との関係に関する実証研究』 住宅総合センター,1994
  • 荒井良雄:『シニアの地域参加を促進する地域社会システムの開発に関する研究-沖縄県の村落共同体の事例から-』 シニアプラン開発機構,1995
  • 荒井良雄:『活動記録法による情報流動のミクロデータ調査手法に関する研究』 科学研究費報告書,1997
  • 荒井良雄:『わが国における全国スケールの人口移動の実態解明に関する研究』 科学研究費報告書,2000
  • 荒井良雄:『日中都市における生活活動システムの時間地理学的比較研究』 科学研究費報告書,2002
  • 荒井良雄:『地方圏の情報サービス産業における情報技術者の労働市場に関するミクロ分析』 科学研究費報告書,2004
  • 荒井良雄:『インターネット・携帯電話による地域情報発信に関する地理学的研究』 科学研究費報告書,2007
  • 荒井良雄:『少子高齢化における地方中核都市の人口構造の特質と住宅市場の将来像 ーライフコースアプローチによる分析ー』 第一住宅建設協会,2007

<論文>

  • 荒井良雄(1989):コンビニエンス・チェーンの物流システム.信州大学経済学論集,27
  • 荒井良雄他(1989):活動パス概念に基づく主婦の外出活動の分析.日本都市計画学会論文集
  • 荒井良雄(1991):情報ネットワークと企業の水平的グループ化 ─流通におけるいくつかのケースをもとに─.信州大学経済学論集,28
  • 荒井良雄(1992):都市における生活活動空間の基本構造とその問題点.信州大学経済学論集,29
  • 荒井良雄他(1992):休日の外出活動に対する家族のライフステージの影響.日本都市計画学会論文集
  • 荒井良雄(1994):都市は眠らない,か?-都市と生活時間の今後-.By~LINE(電通総研),3-11
  • 荒井良雄(1996):高齢者の生活空間.地域開発,96
  • 荒井良雄(1996):居住に関する住民のライフスタイル選択と彼らの属性・生活価値観との関連性についての実証研究.鹿島学術振興財団年報,20
  • 荒井良雄(1996):住民の生活活動と都市空間.総合都市研究,59
  • 荒井良雄・箸本健二(1996):わが国における商業の変貌-中小小売業の課題-.歴史と地理,503
  • 荒井良雄・中村広幸(1997):コンタクトアナリシスによる空間的情報流動データの信頼性と安定性-宮城県地域の製造業事業所をケーススタディにして-.日本都市計画学会学術論文集,32
  • 荒井良雄他(1997):高齢者の生活空間とハウジング価値観との関係に関する実証研究.住宅・土地問題研究論文集,21
  • 中村広幸・荒井良雄他(1997):宮城県内の製造業事業所における情報行動と地域間リンケージ.季刊地理学,49
  • 荒井良雄(1997):専門学部教育としての地理学教育-東京大学教養学部の場合-.地学雑誌,106
  • 荒井良雄(1998):女性の時間地理
    学.総合都市研究,65
  • 荒井良雄他(1998):企業活動における情報技術利用の研究動向.人文地理,50
  • 中村広幸・荒井良雄他(1998):宮城県内の製造業事業所における情報行動と地域間リンケージ(その2)-福岡県との比較.季刊地理学,50
  • 荒井良雄(1999):行動空間とは何か.歴史と地理,528
  • 荒井良雄・大木聖馬(1999):転勤移動の動向に関するノート-第3回人口移動調査データの再集計-.東京大学人文地理学研究,13
  • 荒井良雄・箸本健二(1999):通信ネットワークの高度利用に伴う企業の情報行動の変化に関する研究-最寄品消費財メーカーにおける事例研究を通じて.電気通信普及財団研究調査報告書,13
  • 江崎雄治・荒井良雄・川口太郎(1999):人口還流現象の実態とその要因-長野県出身男性を例に-.地理学評論,72A
  • 中村広幸・荒井良雄・寄藤昴(1999):九州における研究者・技術者の情報行動.季刊地理学,51
  • 荒井良雄・大木聖馬・武者忠彦(2000):生活活動分析のためのGIS支援ツールの開発.東京大学人文地理学研究,14
  • 荒井良雄・小池司朗(2000):明治中期迅速図からのメッシュ人口推定-千葉県における推定作業(中間報告)-.東京大学人文地理学研究,14
  • 江崎雄治・荒井良雄・川口太郎(2000):地方圏出身者の還流移動-長野県および宮崎県出身者の事例-.人文地理,52
  • 田原裕子・永田淳嗣・荒井良雄(2000):高齢帰還移動の過程とその影響に関する検討-沖縄県N部落の事例-.老年社会科学,22
  • 山口泰史・荒井良雄・江崎雄治(2000):地方圏における若年者の出身地残留傾向とその要因について.経済地理学年報,46
  • 小池司朗・荒井良雄(2001):明治期地形図からのメッシュ人口データ推計.GIS-理論と応用,9
  • 箸本健二・荒井良雄(2001):営業活動の情報化と拠点機能の変容-消費財メーカーを事例として-.地理科学,56
  • Arai, Y. (2002): Face-to-face and Internet Communications in R&D Activities in Japan; An Empirical Study in Kyushu. Networks and Communication Studies,16
  • Arai, Y. (2002):Time and Space in the farming village: a time geographic approarch. Japan Review,14
  • Arai, Y., Hashimoto, K., Yamada, H. (2002):Penetration of the Internet into the Japanese society. NETCOM,16
  • Arai, Y., Sugizaki, K. (2003):Concetrations of call centers in peripheral areas: cases in Japan. NETCOM,17
  • 荒井良雄(2003):外出活動の日中都市比較.東京大学人文地理学研究,16
  • 佐藤英人・荒井良雄(2003):情報部門の機能強化に伴うオフィス立地の郊外化-幕張新都心の事例から-.人文地理,55
  • 中澤高志・荒井良雄(2003):九州におけるインターネット関連産業の動向と従業員のキャリア.経済地理学年報,49
  • 中澤高志・荒井良雄(2004):地方圏における情報技術者の移動と技術水準.地理学評論,77
  • Arai, Y., Nakamura, H., Sato, H., Nakazawa, T., Musha, T. and Sugizaki, K. (2004):Multimedia and Internet business clusters in Central Tokyo. Urban Geography,25
  • 荒井良雄(2005):情報化社会とサイバースペースの地理学-研究動向と可能性-.人文地理,57
  • 荒井良雄(2005)社会の二極化と消費の二極化.経済地理学年報,51
  • Arai, Y. (2006) : Geolocation technology and local information in mobile telephony.NETCOM, 20
  • 長沼佐枝・荒井良雄・江崎雄治(2006)東京大都市圏郊外地域の人口高齢化に関する一考察.人文地理,58
  • Arai, Y. (2007) : Mobile Internet and Local Information: A Case in Japan. Komaba Studies in Human Geography, 18
  • Arai, A. (2008) : Provision of Information by Local Governments Using the Internet: Case Studies in Japan,NETCOM, 21
  • Arai, A. (2008): Geographical meanings of the development of Japanese mobile phone. Komaba Studies in Human Geography, 19
  • 長沼佐枝・荒井良雄・江崎雄治(2008):地方中核都市の郊外における人口高齢化と住宅地の持続可能性 -福岡市の事例- .経済地理学年報,54 (4)
  • 荒井良雄・長沼佐枝(2009):大都市圏における人口高齢化と住宅地の持続性.新都市,63 (8)
  • 荒井良雄(2010):不透明の時代の消費と流通.JOYOARC,2010(3)
  • 荒井良雄(2010):時間感覚の近代化と脱近代化.都市計画,59(3)
  • 荒井良雄(2010):日本人は休日をどう過ごすか?.都市問題,101
  • 長沼佐枝・荒井良雄(2010):都心居住者の属性と居住地選択のメカニズム ―地方中核都市福岡を事例に―.地学雑誌,5
  • Arai, Y., Naganuma, S. (2010):The geographical digital divide in broadband access and governmental policies in Japan: three case studies. NETCOM,24(1-2)