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巡検風景

方法基礎・データ分析(荒井)

玉川上水巡検2006

昨年度まで人間科学基礎(人間Ⅰ)という講義で行っていた玉川上水巡検ですが,カリキュラムの改編により,今年度より方法基礎・データ分析という講義の一部として行われることになりました。

方法基礎・データ分析(金曜4限・担当荒井)では,今年も恒例の玉川上水周辺地域の巡検(野外実習)を2006年12月2日(土)に行いました.参加者は,学部生がみな1年生で29名,案内役として荒井,新井助手および院生TA3名,その他院生の参加者が4名で,合計38名でした.例年に比べ小規模な所帯での実施となりました。これは,その際の写真です.(撮影:荒井ほか)

今年も天候に恵まれ、澄んだ空気の中,最盛期の紅葉を楽しみながらの巡検となりました.野火止用水について書かれた看板もかすんできてしまいました.

玉川上水駅を出てすぐ,玉川上水が流れています.当日は穏やかな晴天に恵まれ,巡検ルート沿いではきれいな紅葉が楽しめました.

巡検中に見聞きしたことはフィールドノートにメモしていきます.

看板や風景は,写真に撮っておくと後でフィールドノートをまとめる時に役に立ちます.

玉川上水沿いには時々畑地が見られます.これら生産緑地は武蔵野の今の景観を考える際に重要な意味があります.

西武拝島線鷹の台駅から電車に乗ります.国分寺駅でJR中央線に乗り換えて,武蔵境駅で下車します.これは武蔵境駅の改札.ここで班のメンバーが全員揃っているか確認し,態勢を整えます.

東京都水道局境浄水場.正門前で東京都の水道事情等についてレクチャーを受けます.

拡大写真はこちらです.(2272×1074 1.84MB)

今年も土手に登って浄水場の中をのぞきました.今年は12月だったので,下草がなくて登りやすかったですね.

山本有三記念館.「路傍の石」と洋風建築を見て,文士たちが生きた時代に思いを馳せます.

井の頭恩賜公園.簡単な測量をやって見ました.ハンドレベルは使いますが,それ以外は歩幅や身長などを駆使して数値を導きます.

井の頭池をぐるっと回って,神田上水の始まりである水門橋へ.これは水門橋近くの三角広場です.この季節は日が短く,暗渠入口まで歩く時間が取れなかったため,ここが巡検のゴール地点となりました.

班ごとの写真は水門橋横にある,石碑の周りで.「一級河川神田川」と書いてあります.

▲荒井班

▲新井班

▲小林班

▲中条班

▲佐藤班