図書室利用案内
2023年度(2024年度入試)大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の入試説明会は4月22日(土)と5月20日(土)の2度開催されますが(詳細は広域システム科学系のHPをご確認ください),人文地理学分野(地域未来社会連携研究機構の鎌倉准教授を含む)の説明会は4月22日(土)の方でのみ,対面にて実施しますのでご注意ください(5月20日(土)の方は人文地理学分野の説明会はありません).人文地理学分野での説明会では,教員・現役院生と直接話をする機会を設けます.当日,皆様にお会いできることを楽しみにしています.
なお,当日の都合がつかない,遠方のため参加が難しい等の方は人文地理学教室の「お問い合わせ」フォーム(http://www.humgeo.c.u-tokyo.ac.jp/info/inquiry/)を通じて,「お問い合わせ内容」に(1)所属・学年,(2)関心領域/希望する研究テーマ,(3)取り次ぐことを希望する教員名,を明記の上,ご連絡ください.内容を確認の上,当該の教員に転送いたします(ただし,その後の対応については,個々の教員の判断によるものとし,「返事がこない」等の問い合わせに対しては対応いたしません.予めご了承ください).
新准教授着任のお知らせ
小田隆史准教授(前・宮城教育大学准教授)が新しく着任されました.
学会発表案内
2022年9月23日(金)~25日(日)に,日本地理学会2022年秋季学術大会が香川大学を本部として開催されます.
本教室からの研究発表は以下の通りです.
9月23日(金)
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佐藤 洋
地方税収確保における課税権の領域と広域連携
(発表番号:518,第5会場,15:40開始)
退官のお知らせ
2021年度末で松原 宏教授が退職し,4月より福井県立大学地域経済研究所に転出されました.
2023年度大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の入試説明会は4月23日(土)午後にオンラインで開催されます(詳細は広域システム科学系のHPをご確認ください).広域科学専攻・広域システム科学系の説明会終了後,会場を移してZoomにて人文地理学分野(地域未来社会連携研究機構の鎌倉准教授を含む)の説明会を行い,教員・現役院生と直接話をする機会を設けます(15時頃に開始予定です).人文地理学分野の説明会に参加を希望される方は事前登録が必要になりますので https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZUld-6orDovHNBirEjKO6wiDNeK7Mc6L5Gk から登録を行ってください.当日,皆様にお会いできることを楽しみにしています.
学会発表案内
2022年3月19日(土)~20日(日)に,日本地理学会2022年春季学術大会が東京大学を本部としてオンラインにて開催されます.
本教室からの研究発表は以下の通りです.
3月19日(土)
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佐藤たまお
都市近郊農業への新規参入者の就農プロセスにおける支援制度の役割と課題―埼玉県所沢市を事例に
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野村侑平
「国勢調査報告」と「在留外国人統計」における外国人人口の乖離とその要因
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住吉康大
移動生活の途上における場所感覚の研究に向けて―「アドレスホッパー」はどこに住んでいるのか?
3月20日(日)
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佐藤 洋
東京大都市圏における地方財政への認識と政策的対応の空間構造―134市町村へのアンケート調査から
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山本卓登
ローカルな交通に関する公共政策がなぜ必要なのか
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柴田卓巳
短距離交通体系の日韓比較に関する予備的報告
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鈴木勇人
首都圏郊外における墓地立地と規定要因―千葉市内墓地を中心に
ポスター発表(3月19日(土)・20日(日))
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栗林 梓
1990年以降の大学進学移動の変化―地方圏内部での大学進学移動に関する仮説生成
最終講義のお知らせ
松原 宏教授の最終講義が、以下の要領で行われます。
演題:「経済地理学から地域の未来へ」
日時:2022年3月9日(水)13:30~15:00
会場:オンライン開催(YouTubeライブ)
限定公開にて開催するため、講義の視聴には事前登録が必要です。申込締切は【3月7日(月)18時】です。
詳細及び事前登録については、こちらをご覧ください。
教授への昇任のお知らせ
梶田真准教授が,1月1日付で教授に昇任されました.
梶田真教授の紹介はこちらをご覧ください.
栗林梓さんの論文が地理学評論に掲載されました
本教室の梶田研究室に所属している栗林梓さん(博士課程)の以下の論文が,地理学評論に掲載されました.
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栗林 梓 2021.大学の立地と撤退からみた大都市圏郊外における学生マンションの立地展開と住宅市場の動態−京都府京田辺市を事例に−.地理学評論 94(6): 450-467.
宋弘揚さんが分担執筆した書籍が出版されました
本教室の梶田研究室に所属している宋弘揚さん(博士課程)が分担執筆した書籍が出版されました.書誌情報は以下のとおりです.
学会発表案内
2021年11月20日(土)~21日(日)に,2021年人文地理学会大会が関西学院大学を本部としてオンラインにて開催されます.
本教室からの研究発表は以下の通りです.
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栗林 梓
住まいと進学機会―異世代ホームシェアの展開と利用者のライフヒストリー―
住吉康大さんの論文が地理学評論に掲載されました
本教室の梶田研究室に所属している住吉康大さん(博士課程)の以下の論文が,地理学評論に掲載されました.
佐藤洋さんの論文が地理学評論に掲載されました
本教室の梶田研究室に所属している佐藤洋さん(博士課程)の以下の論文が,地理学評論に掲載されました.
2022年度大学院入試説明会のお知らせ(第2報)
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の入試説明会は4月24日(土)午後にオンラインウェビナー形式で開催されます(詳細は広域システム科学系のHPをご確認ください).広域科学専攻・広域システム科学系の説明会終了後,会場を移してZoomにて人文地理学分野(地域未来社会連携研究機構の鎌倉准教授を含む)の説明会を行い,教員・現役院生と直接話をする機会を設けます(15時頃に開始予定です).人文地理学分野の説明会に参加を希望される方は事前登録が必要になりますので https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZUrc-2grjIpGdUYnyNEBTAVUkXJVDWXIUxc から登録を行ってください.当日,皆様にお会いできることを楽しみにしています.
小泉佑介さんが日本地理学会賞(優秀論文部門)を受賞しました
本教室の永田研究室で学位を取得し,現在は学振PD(大阪市立大学)の小泉佑介さんが日本地理学会賞(優秀論文部門)を受賞しました。受賞論文は「インドネシア・リアウ州における移住者のアブラヤシ個人農園経営を通じた社会階層の上昇移動」(地理学評論92(6))です。おめでとうございます。

2022年度大学院入試説明会のお知らせ(第1報)
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の入試説明会は4月24日(土)午後にオンラインウェビナー形式で開催されます.広域科学専攻・広域システム科学系の説明後,会場を移してZoomにて人文地理学分野(地域未来社会連携研究機構の鎌倉准教授を含む)の説明会を行い,教員・現役院生と直接話をする機会も設ける予定です.詳細が確定し次第,本ホームページで改めてご案内する予定です(広域システム科学系のHPもあわせてご確認ください)
【人文地理学教室共催】11/4:SDGsオンラインセミナーの開催
人文地理学教室も共催する、SDGsオンラインセミナー「フィールドで考える持続可能な暮らしと社会:黄土高原農村の自然・文化・国際協力」が下記の日程で開催されます。
興味のある方は、ぜひご参加ください。
セミナーの詳細および申込はこちらをご参照ください。
■日時:2020年11月4日(水)16:50~18:40
■会場:Zoom開催
■参加費:無料

2020年度学際科学科 地理・空間コース進学ガイダンス資料をアップしました
ガイダンス資料は、教養学部学際科学科 地理・空間コースの紹介よりダウンロードできます。
2021年度大学院入試説明会のお知らせ(第2報)
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の入試説明会は新型コロナウイルス感染拡大の影響により4月25日(土)・6月13日(土)ともに中止となりました.ガイダンス資料については本HPの2021年度入試情報のところに掲載していますので,こちらをご覧ください.院生の受け入れが可能な教員へのコンタクト方法も資料中に示されています.
新助教着任のお知らせ
田中雅大助教(前・日本学術振興会PD(名古屋大学))が新しく着任されました.
教員異動のお知らせ
鎌倉夏来先生は,2020年4月より学内の地域未来社会連携研究機構に異動されました.
2021年度大学院入試説明会のお知らせ(第1報)
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の入試説明会は4月25日(土)と6月13日(土)に開催される予定でしたが,4月25日(土)の説明会は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中心となりました.6月13日(土)の説明会の開催については,状況が確定し次第,本ホームページでご案内する予定です(広域システム科学系のHPもあわせてご確認ください).
退官のお知らせ
2018年度末で荒井良雄教授が退官し,4月より帝京大学経済学部に転出されました。
2020年度大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の入試説明会が,4月20日(土)に開催されます.専攻・系の紹介に続けて,人文地理学教室の個別説明会を実施します.教員や現役大学院生と直接話をする機会も設けますので,本教室への進学に関心のある方は,個別説明会にもご参加ください.
詳しくは広域システム科学系のHPをご確認ください.
2018年度クリスマス会報告
12月17日(月)に,人文地理学教室の学生及び教員でクリスマス会を行い,親睦を深めました.
以下はその様子です.

(写真は学部生が撮影.クリックすると大きな画像をご覧になれます.)
教授への昇任のお知らせ
永田淳嗣准教授が,11月16日付で教授に昇任されました.
永田淳嗣教授の紹介はこちらをご覧ください.
2019年度大学院入試説明会報告
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の入試説明会が,4月21日(土),5月26日(土)に開催されました.5月26日(土)には,専攻・系の紹介に続けて,人文地理学教室の個別説明会を実施しました.個別説明会後には,教員に直接相談する機会を設け,また現役大学院生を交えて話をする場を用意しました(写真).

(写真は学部生が撮影.クリックすると大きな画像をご覧になれます.)
2018年度学部ガイダンス報告
5月8日(火)に,地理・空間コースのガイダンスを行いました.今年度の進学選択に参加する予定の学生が多数集まりました.
以下はその様子です.

(写真は学部生が撮影.クリックすると大きな画像をご覧になれます.)
2018年度第1回卒論ゼミ報告
4月27日(金)に,2018年度の第1回卒論ゼミを行いました.
今後の研究の方針に関して,有意義な意見交換の場となりました.
2019年度大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻の入試説明会が,4月21日(土),5月26日(土)に開催されます.5月26日(土)には,専攻・系の紹介に続けて,人文地理学教室の個別説明会を実施します.教員や現役大学院生と直接,話をする機会も設けますので,本教室への進学に関心のある方は,5月26日(土)の方の説明会にご参加ください(なお,4月21日(土)については,人文地理学教室の個別説明会を実施しませんのでご注意ください).
詳しくは広域システム科学系のHPをご確認ください.
2017年度卒論発表会報告
1月23日(火)に,2017年度の卒論発表会を行いました.
以下はその準備の様子です.

(写真は学部生が撮影.クリックすると大きな画像をご覧になれます.)
地理情報分析基礎Ⅰ 実習報告
1月11日(木)に,下北沢駅周辺にて,教養学部(後期課程)が開講する地理情報分析基礎Ⅰ(松原宏教授)の実習を行いました.
以下はその様子です.

(写真は学部生が撮影.クリックすると大きな画像をご覧になれます.)
2017年度クリスマス会報告
12月18日(月)に,人文地理学教室の学生及び教員でクリスマス会を行い,親睦を深めました.
以下はその様子です.

(写真は学部生が撮影.クリックすると大きな画像をご覧になれます.)
2017年度内定生歓迎会報告
人文地理学教室は本年度も学部生(内定)9名,大学院生を迎えたのを受け,12月1日(金)に毎年恒例の内定生歓迎会を行いました.皆様お忙しい中ご足労いただき,誠に有り難う御座いました.
以下は会場の様子です.

(写真は全て学部生が撮影.クリックすると大きな画像をご覧になれます.)
2018年度大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院広域科学専攻の入試説明会が4月22日(土),5月27日(土)に開催されます.4月22日(土)には,専攻・系の紹介に続けて,人文地理学教室の個別説明会を実施します.教員や現役大学院生と直接,話をする機会も設けますので,本教室への進学に関心のある方は,4月22日(土)の方の説明会にご参加ください(なお,5月27日(土)については,人文地理学教室の個別説明会を実施しませんのでご注意ください).
詳しくは説明会案内,広域システム科学系のHPをご確認下さい.
学会発表案内
日本地理学会秋季学術大会
9月30日(金)~10月2日(日)に東北大学川内北キャンパスにて日本地理学会秋季学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです(発表会場・時間順.カッコ内は発表番号).
- 王天天
- 転換期中国都市における郊外の形成と住民ライフコース-北京市回龍観住宅団地の事例(311)
新助教着任のお知らせ
鎌倉夏来助教が新しく着任されました.
鎌倉夏来助教の紹介はこちら.
地理情報分析基礎IIの実習風景
地理情報分析基礎IIの実習風景
地理情報分析基礎IIは,地理情報分析基礎I(2年Aセメスター)に続く,主題図作成および地域分析のスキル習得のための実習になります.
地理情報分析基礎IIの目標は
- 一般的な人文地理学の学術論文で使われている水準の主題図・図版を自力で作成できるようになること
- こうした論文で用いられている標準的な解析手法の分析結果を理解し,自分で解析を行えるようになること
- 様々な形で提供されている地理データや小地域統計の資料の所在・利用法を理解し,各自の関心にあわせて必要なデータを収集・解析することができるようになること
の3点です.
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実習風景(人文地理学教室・機器室) |
実習は人文地理学教室・機器室で行われ,教員とTAによる説明を聞き,作業のデモンストレーションを見ながら,各自で課題に取り組みます.
毎回,課題が出され,積み上げ式によりその内容は次第に高度なものとなっていきますが,少人数での実習と教員・TAによるマンツーマンの指導によって順次スキルを習得していきます.
以下は主な課題の内容です.
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3回目の課題
グラフィックソフトによる地域概況図の作成 |
4回目の課題
国勢調査・町丁字データの利用と可視化 |
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5回目の課題
メッシュ統計の利用と可視化 |
6回目の課題
GPSによるポイントデータの取得と可視化 |
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8回目の課題の作業途中画面
アドレスマッチング及び基本単位区データを用いた商圏分析 |
9回目の課題
因子生態分析 |
最終レポートの作成では,地域分析Ⅱで習得したスキルを使って,各自の関心のあるテーマに即して統計データや地理データを収集・分析し,レポートをまとめます.
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Kさんのレポート(2009年度)より |
H君のレポート(2009年度)より |
地理情報分析基礎Iの内容を踏まえて,地理情報分析基礎IIの授業で学んだ分析手法やスキルを活用できるようになれば,研究者としてやっていくための「必要最小限の」スキルを習得したといえます.
ただし,こうした手法やスキルを活用していくためには,経験を積んで作業や分析に熟達していくことが不可欠であることは言うまでもありません.
教員異動のお知らせ
與倉豊先生は,2016年4月より静岡大学に異動されました.
2017年度大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院広域科学専攻の入試説明会が4月16日(土),5月21日(土)に開催されます.5月21日には,専攻・系の紹介に続けて,人文地理学教室の個別説明会も予定しております(4月16日の方は行いませんのでご注意ください).詳しくは説明会案内,広域システム科学系のHPをご確認下さい.
学会発表案内
日本地理学会春季学術大会
3月20日(日)~22日(火)に早稲田大学早稲田キャンパスにて日本地理学会春季学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです(発表会場・時間順.カッコ内は発表番号).
- 上村博昭
- 東京大都市圏における高級スーパーの展開過程(204)
- 虫明英太郎
- 映画製作におけるロケ地選定とフィルム・コミッションの役割(611)
- 阿賀 巧
- 地方都市におけるオタク関連商業集積の形成―宇都宮市を事例として(612)
- 藤井毅彦
- 日本のワイン産地における技術伝播―山梨県甲州市勝沼地域を事例に(618)
- 秋元菜摘
- 青森市の一極集中型コンパクトシティ政策の実効性―アクセシビリティに関するシミュレーション分析(711)
- 小泉佑介
- 小規模アブラヤシ栽培の拡大によるインドネシア地域社会の変容―人口センサスデータを用いた人口動態分析の試み(917)
- 申 知燕・李 永閔(梨花女子大)
- コリアタウンにおける朝鮮族の流入および韓国出身者との関係―ニューヨーク・フラッシング・コリアタウンを事例に(1023)
地理・空間コースの紹介
教養学部学際科学科 地理・空間コースの紹介
(本ページは管理の都合上,人文地理学教室のホームページ内に設けられております.)
以下から、地理・空間コースのガイダンス資料をダウンロードできます。2つに分割してあるので、両方ともダウンロードするようにしてください。
2020年度 地理・空間コース進学ガイダンス資料(前半)
2020年度 地理・空間コース進学ガイダンス資料(後半)
教養学部学際科学科地理空間コースには,人文地理学(松原宏教授(経済地理学),永田淳嗣教授(農業・農山村地理学),梶田真教授(行財政地理学),鎌倉夏来准教授(地域未来社会連携研究機構)(経済地理学),田中雅大助教(社会地理学,地理情報科学))および,建築学(横山ゆりか教授(建築計画学,環境心理学))を専門とする6名のスタッフがおり,現代経済社会の多様な研究課題に取り組んでいます.
進学後はまず,実習を通じて地域を調べるための技法を体得します.最近はGIS(地理情報システム)を使い,各種の情報を可視化して分析する作業にも力を入れています.地理・空間コースのカリキュラムの目玉はフィールドワーク(「地理・空間フィールドワークI・II」)で,農家や工場でのヒアリング,宿舎でのミーティング,報告書の作成などを通じて苦楽をともにした経験は,後々まで貴重な糧となることでしょう(→「地理・空間フィールドワークI・II」の実習風景).駒場キャンパスの2号館2階にはコース生用の機器室,図書室,地図室,統計室などが集積しています.少人数の授業・実習の多くもこのフロアで開かれており,これらを効果的に活用した,密度の濃い学生生活を送ることになります.
地理・空間コースのカリキュラム
カリキュラム構成は,「地理・空間基礎論I・II」を基礎として,コンピュータ処理を含めた技術を修得し(地理情報分析基礎I・II),一方では社会経済地理学(I・II),地域デザイン(都市/農村/国土)をはじめ,系統地理学の方法による地理的諸事象の分析を行い,他方では地域の構造的特性を鮮明にする地誌学の方法により,世界各地の地域研究にも参加し得る能力を養えるように配慮されています.フィールドワークが必修科目となっているのも,既存の理論を適用して現実を解釈するのみならず,その理論を地域の実態に即して批判し,新たな理論の構築を目指そうとするコースの志向性を示しています.さらに,教養学部後期課程の一員として関連した人文科学,社会科学や外国語の履修も重視されています.
カリキュラムの特徴として,以下の3点が挙げられます.
- 第1に,地理情報分析基礎I・IIの実習2科目が,2年Aセメスター,3年Sセメスターと段階的に配置され,地理的情報や空間的分布の分析手法を系統的・効果的に修得できるようになっています.より高度な分析手法について学びたい人向けには,3年Aセメスターに選択科目として応用地理情報分析も設けられています.これらの実習を通じて,卒業論文を作成するための基礎力を身につけるとともに,実社会で役に立つ技能を体得することができます(→地理情報分析基礎IIの実習風景).
- 第2に,地理・空間調査設計I・II(2年Aセメスター,3年Sセメスター),地理空間演習(3年Aセメスター),学際科学特別演習(4年(通年))など,少人数による演習形式の授業を多く設定することで,プレゼンテーションや議論の仕方を身につけ,フィールドワークの報告や卒業論文に活かしています.また,教員やTAによる丁寧なレポート指導を受けながら,第三者に的確に内容を伝えることができる文章作成スキルの習得も図っています.
- 第3に,自らテーマを探し出し,文献の渉猟,統計資料の分析,ヒアリング調査などを積み重ね,充実した内容の卒業論文を書き上げることを重視しています.卒業論文の作成過程では,1〜2ヶ月に一度,スタッフ・卒論生全員による卒論ゼミが行われ,多面的なコメントを受けながら,論文を完成させていくことになります.
参考として,2017年度に実施された進学選択により地理・空間コースに内定した学生(2018年度より後期課程に進学予定の学生)用の地理・空間コース関係科目開講予定表を掲載します。
地理・空間コース開講予定表2017内定生用(PDFファイル)
【注】
あくまで予定ですので,開講の状況や学期,担当教員等は変更される場合がございます。
また,これは2017年度に実施された進学選択により内定した学生を対象とした開講予定表です.今後実施される進学選択に参加される方は年度にご注意ください.
地理・空間コースの学生の進路
コース創設から4年しかたっておらず,地理・空間コースを卒業した学生はまだ11名(1〜2期生)ですが,うち,7名(64%)が就職,4名(36%)が大学院に進学しています.就職先は,非常に多岐にわたっており,公務員,大学職員,ゼネコン,デベロッパー,コンサルタント,金融機関,教育関係などに就職しています.
大学院 人文地理学教室
大学院 広域科学専攻 人文地理学教室の紹介
大学院(総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系)には,現在約20名の大学院生が在籍しており,精力的に研究活動を行っています.毎週,火曜日の午後に大学院ゼミが開かれており,教員・大学院生が全員参加し,密度の濃いディスカッションを行います.
講義については,教室所属の3教員が年間1コマずつ授業を開講している他(人間環境論・環境計画論),学期によっては追加的に授業が開講される場合もあります.これらの授業では,主として外国語の専門書の輪読とディスカッションが中心ですが,研究・調査の方法論に関する講義などが開講される場合もあります.また,毎年,学外の著名な先生をお招きして集中講義を開講しています(広域システム科学特殊講義).この他,後期課程の授業や他系・他専攻で開講されている東京大学内の様々な授業を受講することも可能で,一定数までは課程修了のための単位として認定されます.
修士課程
修士課程に入学した大学院生は,まず,課程修了に必要な単位を取得すると共に,様々な理論や調査手法のトレーニングを受けつつ,既存研究の検討作業を進めていくことになります.そして,修士1年の終わり頃までに,しっかりとした研究テーマと調査計画をまとめていくことが求められます.
修士2年になると,まず,4月に公開による修士論文の中間発表が行われ,修士論文の構想についての検討が行われます.以後の大学院ゼミでは修士論文の調査結果および進捗状況に関する報告が中心となります.
博士課程
博士課程の大学院生は,調査・研究活動と論文の執筆が生活の中心になります.博士論文の執筆に向け,調査・研究活動と並行して,既存研究のさらなる検討や周辺分野も含めた勉強を通じて研究枠組みを固め,成果の収斂に向けて日々努力していくことになります.また,学会をはじめ,議論や成果発表の場を広く学外にも求めるようになります.博士課程の大学院生の中には,国内外に長期間のフィールドワークに出るものもいます.
お問い合わせ
アクセス

渋谷駅 |
京王井の頭線(吉祥寺方面)各駅停車--『駒場東大前(IN03)駅』下車 |
下北沢駅(小田急線)
明大前駅(京王線)
吉祥寺駅(JR中央線) |
京王井の頭線(渋谷方面)各駅停車--『駒場東大前(IN03)駅』下車 |
サイトマップ
教室紹介
人文地理学教室の紹介
大学院総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系複合系計画学大講座人文地理学教室
教養学部学際科学科地理・空間コース
人文地理学教室は教職員・大学院生・後期課程学生で構成され,東京大学駒場地区に拠点をおいて研究・教育を行っています.
教員は,教授2名,准教授1名,助教1名で,総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系複合系計画学大講座に所属しています.この他に,地域未来社会連携研究機構の教員(准教授1名)も人文地理学の研究・教育に携わっています.
大学院課程は修士課程及び博士課程を有する一貫したものとなっています.大学院生の所属は総合文化研究科広域科学専攻広域システム科学系です.かつて大学院生は全面的に理学系研究科地理学専攻に所属していましたが,1995年に広域科学専攻広域システム科学系が拡充整備されることによって,人文地理学に関わる大学院生は同専攻に移行しました.
学部学生は,前期課程の教育を経て,教養学部学際科学科地理・空間コースに進学します.教養学部学際科学科地理・空間コースは2013年度進学者からであり,旧教養学部教養学科第一人文地理学分科および広域科学科人文地理学分科(1998年度~2012年度進学者)を前身としています.
東京大学にはおもに地理学を研究・教育する組織として,人文地理学教室のほかに,本郷地区に拠点を置く理学系研究科 地球惑星科学専攻と,柏地区に拠点を置く新領域創成科学研究科 環境学専攻があります.
設備紹介
学会発表案内
日本地理学会秋季学術大会
9月18日(金)~20日(日)に愛媛大学にて日本地理学会秋季学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです(発表会場・時間順.カッコ内は発表番号).
- 王天天・荒井良雄
- 中国における都市空間構造の再編と都市住民ライフスタイルの変化(S0108)
- 申知燕・金收正(梨花女子大・院)
- グローバル時代における多国籍企業の地域マーケティングと地方都市のロカリティ―スターバックス・コリアの地域限定マーケティングを事例に(P813)
2016年度大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院広域科学専攻の入試説明会が4月18日,5月23日に開催されます. 5月23日には,専攻・系の紹 介に続けて,人文地理学教室の個別説明会も予定しております(4月18日は行いません).また,本年度より,大学院入試の日程が大幅に変 更されましたので志望者の方は注意してください.
詳しくは入試情報ページ,広域システム科学系のHPをご確認下さい.
学会発表案内
日本地理学会秋季学術大会
9月20日(土)~22日(月)に富山大学五福キャンパスにて日本地理学会秋季学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです(発表会場・時間順.カッコ内は発表番号).
- 佐竹泰和・荒井良雄
- 離島におけるインターネット利用の特徴―東京都小笠原村と島根県海士町の事例(207)
- 上村博昭・箸本健二(早稲田大)
- 遠隔離島における電子商取引の浸透と商工業への影響―小笠原父島の事例(208)
- 申 知燕
- ニューヨークにおけるトランスナショナルな移住とコリアタウンの社会空間的再構成(308)
平成27年度大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院広域科学専攻の入試説明会が4月19日,5月24日に開催されます.
5月24日には,専攻・系の紹介に続けて,人文地理学教室の個別説明会も予定しております(4月19日は行いません).
詳しくは入試情報ページ,広域システム科学系のHPをご確認下さい.
2013年度 卒業・修了
2014年3月24日(月)に博士・修士学位記授与式,翌25日(火)には学士学位授与式が行われました.
ご卒業・修了おめでとうございます.
学会発表案内
日本地理学会春期学術大会
3月27日(木)~30日(日)に国士舘大学世田谷キャンパスにて日本地理学会春季学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです(発表会場・時間順.カッコ内は発表番号).
- 王 天天
- 制度改革の下で中国大都市における家族の世代間関係とライフコース―北京市を事例として(804)
- 古川智史
- 趙 政原
- 創造産業集積地域における重層的な外的リンケージ―上海広告業を事例に(410)
- 加藤秋人
- 神奈川県における中小企業による試作品生産の現状と可能性(411)
- 岡部遊志
- フランスにおけるクラスター政策と国際競争力(412)
- 上村博昭・箸本健二(早稲田大)
- 大規模化に伴う離島事業者の流通・販売戦略―海士町CAS事業の事例(424)
- 森嶋俊行
- 近代化遺産総合調査における調査対象の分布と類型(523)
- 中村 努
- 地域医療連携システムの利用における地域的偏在とその要因―大村東彼薬剤師会会員薬局に対するアンケート結果から(526)
- 佐竹泰和・荒井良雄
- 条件不利地域における宿泊業のブロードバンド需要と課題―北海道上川町層雲峡地区を事例に(527)
- 山田彩未
- 水需要増加に対応した水道事業広域化―高度経済成長期以降の埼玉県・神奈川県を事例として(815)
- 山島有喜
- 秋元裕介
- 消費空間としてのフリーマーケットにおける空間マネジメント―東京都を事例として(817)
- 秋元菜摘
- モビリティ確保のまちづくり―富山市のクラスター型コンパクトシティ政策(SO806)
学会発表案内
日本地理学会秋季学術大会
9月28日(土)~30日(月)に福島大学にて日本地理学会秋季学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです(発表会場・時間順.カッコ内は発表番号).
- 中村努
- 長崎県上五島地域における医療供給体制の再編成(511)
- 植村円香・荒井良雄
- ブロードバンド環境の整備による離島医療への影響―東京都小笠原村を事例に(P018)
H25年度大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院広域科学専攻の入試説明会が4月13日,5月25日に開催されます.
5月25日には,専攻・系の紹介に続けて,人文地理学教室の個別説明会も予定しております(4月13日は行いません).
詳しくは入試情報ページ,広域システム科学系のHPをご確認下さい.
2012年度 卒業・修了
2013年3月25日(月)に博士・修士学位記授与式,翌26日(火)には学士学位授与式が行われました.
ご卒業・修了おめでとうございます.
リンクから学位論文一覧ページへ移動できます.
学会発表案内
日本地理学会春期学術大会
3月29日(金)~31日(日)に立正大学熊谷キャンパスにて日本地理学会春季学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです(発表会場・時間順.カッコ内は発表番号).
- 秋元菜摘
- 高齢社会における日常生活アクセシビリティの変化―富山市と青森市を事例として(403)
- 上村博昭
- 都道府県アンテナショップの立地と運営―東京都区部の事例(406)
- 澤岡知広
- 東京大都市圏郊外における公団分譲団地建替え事業(414)
- 星川真樹
- ペルー首都近郊山岳農村における非伝統的作物導入と小農経営群の動態(515)
- 趙 政原
- 文化産業の空間戦略と企業家行動―台湾広告代理店2社の比較(804)
- 古川智史
- 地方中枢都市における広告産業の構造変容―福岡市を事例として(805)
- 鎌倉夏来
- 研究開発機能の立地履歴と新空間分業―日本の化学企業9社の事例(808)
- 岡部遊志
- フランス首都圏地域における地域政策の新展開と政府間関係(305)
- 久井情在
- 県出先機関の再編に見る都道府県・市町村間関係の変化―山梨県を事例として(306)
- 中村 努
- 長崎県における地域医療連携システムの普及メカニズム(308)
学会発表案内
日本地理学会秋季学術大会
10月6日(土)~9日(火)に神戸大学にて日本地理学会秋季学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです.
- 内波聖弥
- グローバル競争下における造船業の立地調整と産業集積
- 中村務
- 地域医療連携システムの普及プロセス-ID-Linkの事例
- 星川真樹
学術表彰
大学院生の中川恵理子さんが,第5回地理空間学会でポスター賞を受賞しました.
受賞ポスターは,「生鮮野菜産地の集中度と卸売市場間価格差の空間パターン分析」です.

学術表彰
與倉豊助教が第1回経済地理学会賞論文賞を受賞しました.
受賞論文は「地方開催型見本市における主体間の関係性構築-諏訪圏工業メッセを事例として-」(経済地理学年報第57巻第3号)です.
紀要の発行
東京大学人文地理学教室第20巻が発行されました.
- 梶田真
- 農村地理学の誕生・発展とUCL地理学教室―Coppock・Clout・Munton
- 荒井良雄・長沼佐枝・佐竹泰和
- 条件不利地域におけるブロードバンド整備の現状と政策的対応
- 與倉豊
- 共同研究開発の関係構造と空間的パターン―地域結集型共同研究事業を事例として―
- 鎌倉夏来・松原宏
- 大規模工場の機能変化と進化経済地理学―首都圏近郊の東海道線沿線を中心に―
H24年度大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院広域科学専攻の入試説明会が4月14日,5月26日に開催されます.
5月26日には,専攻・系の紹介に続けて,人文地理学教室の個別説明会も予定しております(4月14日は行いません).
詳しくは入試情報ページ,広域システム科学系のHPをご確認下さい.
UR都市機構主催 都市再生事業現地見学会 2012
2012年3月13日にUR都市機構主催の都市再生事業現地見学会がおこなわれ,
人文地理学教室からも松原宏教授の引率のもと,院生・学部生計5名が参加いたしました.
見学会の様子をこちらのHPにアップロードしました.
2011年度 卒業・修了
2012年3月22日(木)に学位記授与式,翌日23日(金)には卒業式が行われました.
ご卒業・修了おめでとうございます.
リンクから学位論文一覧ページへ移動できます.
学会発表案内
日本地理学会春期学術大会
3月28日(水)~30日(土)に首都大学東京にて日本地理学会春期学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです.
- 秋元裕介
- 明治期以降の金沢市における商業集積の変容過程-尾張町を事例として
- 遠藤秀一
- 佐竹泰和
- 周辺地域におけるブロードバンド整備とインターネット利用の変化-北海道東川町を事例として
- 佐藤正志
- 先駆的自治体における政策相互参照の空間的特徴-四日市市・北上市の企業立地促進法の事例
- 古川智史
- 中村 努
- 山田彩未
- 松原宏
- 與倉豊
平成22年度内定生歓迎会のお知らせ
人文地理学教室は本年度も学部生8名の内定生,大学院生8名を迎え,恒例の内定生歓迎パーティーを行います.ご多忙かとは存じますが,ご来臨賜りますようお願い申し上げます.

学会発表案内
日本地理学会2011年秋期学術大会
9月23日(土)~26(月)に大分大学にて日本地理学会2011年秋期学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです.
- 中村 努
- 医薬品供給体制における安全性と効率性-東日本大震災を例に
- 久井情在
- 市町村合併に伴う広域連携の再編とその課題-埼玉県秩父地域を事例として
- 久木元美琴ほか
- 大都市圏郊外における地域子育て支援事業の展開 -高蔵寺ニュータウンの事例を中心に
- AKIMOTO Natsumi
- Accessibility to the life-necessaries facilities under the different terrain conditions: The case studies of Toyama and Tohkamachi cities.
- 中川恵理子
- 梶田 真
- 1970年代後半以降の国際建設業の動態-ENR誌Top International Contractors 調査の分析を中心に
学会発表案内
経済地理学会第58回大会
5月20日(土)~23日(月)に国士舘大学にて経済地理学会第58回大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです.
- 佐藤正志
- 行財政改革下におけるローカルガバナンスの変容と課題
学会発表案内
経済地理学会 関東支部4月例会(修士論文発表会)
4月23日(土)に東京大学にて経済地理学会修士論文発表会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです.
- 秋元菜摘
- コンパクトシティ政策が都市郊外の生活環境に与える影響―富山市婦中地区における生活関連施設のアクセシビリティ―
- 古川智史
- 広告産業における取引関係の変容と労働市場の特性―東京都23区における広告制作会社を事例に―
2011年 入学式
2010年4月12日(火)に大学院の入学式が行われ,博士課程2名,修士課程7名が新しく入学しました.
また,学部前期課程から6名が人文地理学分科へ進学しました.
H23年度大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院広域科学専攻の入試説明会が4月16日,5月21日に開催されます.
5月21日には,専攻・系の紹介に続けて,人文地理学教室の個別説明会も予定しております(16日は行いません).
詳しくは入試情報ページ,広域システム科学系のHPをご確認下さい.
2010年度 卒業・修了
2011年3月24日(木)に学位記授与式,卒業式が行われました.
ご卒業・修了おめでとうございます.
リンクから学位論文一覧ページへ移動できます.
学会発表案内
日本地理学会春期学術大会
3月29日(火)~31日(木)に明治大学にて日本地理学会春期学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです.
- 秋元菜摘
- コンパクトシティの郊外地域における生活関連施設へのアクセシビリティ-富山市婦中地区を事例として
- 岡部遊志
- フランス,トゥールーズにおける航空宇宙産業とクラスター政策「競争力の極」
- 鎌倉夏来
- 東海道線沿線の大規模工場における研究開発機能の進化過程
- 佐藤正志
- 公共サービス供給における自治体間の相互参照の実態-千葉県内の公営ガス事業の事例
- 中村 努
- 欧州における医薬品直販体制の構築と流通業者の行動変容
- 森嶋俊行
- 地域産業構造転換期における各主体の産業観光資源への価値づけ-茨城県日立市を対象事例地域として
- 久木元美琴ほか
- 東京都心湾岸部における共働き世帯の育児戦略-東京都江東区豊洲地区を事例として
- 荒井良雄ほか
- 条件不利地域における地理的デジタル・デバイドに対する政策的対応
論文掲載情報
NETCOM-NETWORKS AND COMMUNICATION STUDIES, 24(1-2)
- ARAI Yoshio, NAGANUMA Sae
- The geographical digital divide in broadband access and governmental policies in Japan: three case studies.
- KUKIMOTO Mikoto F.
- The use of communication tools among Japanese mothers living in France.
- NAKAMURA Tsutomu
- Value-added service provision through ICT by drug wholesalers in Japan.
地学雑誌 Vol.119 No.5
都市問題 Vol.101
都市計画 Vol.59 No.3
- 荒井良雄
- [特集]人間の感覚と都市空間の未来 第2部 人と都市空間の新しい関係
<時間感覚>時間感覚の近代化と脱近代化
論文掲載情報
地理学評論Vol.83 No.6
- 與倉 豊
- 日本企業によるグローバルなネットワーク形成と知識結合
学会発表案内
第5回日韓中地理学会議
11月7日(日)~10日(水)に東北大学にて第5回日韓中地理学会議が開催されました.本教室からの研究報告は以下の通りです.また,久木元さんがYoung Geographer Prizeを受賞しました.
- Akimoto Natsumi
- Determinants of Pedestrian Environment From a Case Study in the Centre of Tsukuba Science City
- Kukimoto Mikoto
- The Impact of Institutional Changes by the Central Government on Childcare Culture in Okinawa
- Nakamura Tsutomu
- Regional Differences in Business Development of Pharmaceutical Wholesaler: an International Comparative Study among Japan, the United States, and Europe
- Satake Yasukazu
- A Role of Providing Information about Shopping Streets via the Internet: The Case of Sendai
2010年 人文地理学会大会
11月20日(土)~21日(日)に奈良教育大学にて2010年 人文地理学会大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです.
- 久木元美琴・西山弘泰・久保倫子・小泉 諒・川口太郎
- 東京都心湾岸部の子育て世帯と保育サービス供給の現状―東京都江東区豊洲地区を事例として―
- 若林芳樹・久木元美琴・由井義通
- 沖縄の保育体制における認可外保育所の役割と存立基盤
平成22年度内定生歓迎会のお知らせ
人文地理学教室は本年度も学部生6名の内定生,大学院生4名を迎え,恒例の内定生歓迎パーティーを行います.ご多忙かとは存じますが,ご来臨賜りますようお願い申し上げます.
就職のお知らせ
人文地理学教室研究生の山本健太氏が10月1日付けで九州国際大学経済学部経済学科の特任助教に就任しました.
学会発表案内
日本地理学会秋期学術大会
10月2日(土)~4日(月)に名古屋大学にて日本地理学会秋期学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです.
- 久木元美琴
- 沖縄県浦添市における学童保育をめぐる政治過程
- <子育て>と都市空間-保育をめぐる地理学的視座の検討
- 中川恵理子
- 與倉 豊
- 地方開催型見本市における企業・組織間の関係構築-諏訪圏工業メッセを事例として
- 濱田博之
- 戦後日本における工業成長要因の地域的検討――シフトシェア分析を手がかりとして
学会発表案内
経済地理学会関東支部4月例会
4月24日(土)に明治大学にて経済地理学会関東支部4月例会(修論発表会)が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです.
- 植村円香
- 農家の高齢化に伴う地域内分業構造の変化─長野県下伊那地域の干柿生産を事例として─
- 岡部遊志
- フランスにおける政府間関係と地域の競争力―フランシュ・コンテ地域圏を事例として―
大学院入試説明会のお知らせ
人文地理学教室が所属する,東京大学大学院広域科学専攻の入試説明会が4月24日,5月15日に開催されます.
5月15日には,専攻・系の紹介に続けて,人文地理学教室の個別説明会も予定しております.
詳しくは入試情報ページ,広域システム科学系のHPをご確認下さい.
2010年 入学式
2010年4月12日(月),日本武道館にて大学院の入学式が行われ,博士課程4名,修士課程3名が入学しました.
また,学部前期課程から7名が人文地理学分科へ進学しました.
新助教着任のお知らせ
與倉豊助教が新しく着任されました.
與倉豊助教の紹介はこちら.
論文掲載情報
地理学評論Vol.83 No.2
- 佐藤正志
- 周辺地域における自治体公共サービス民営化の特徴-青森県三戸町の包括業務委託の事例-
- 久木元美琴
- 地方温泉観光地における長時間保育ニーズへの対応-石川県七尾市の事例から-
2009年度 卒業・修了
2010年3月24日(水)に大学院の学位記授与式,翌日の25日(木)は学部の卒業式が行われました.
ご卒業・修了おめでとうございます.
リンクから学位論文一覧ページへ移動できます.
学会発表案内
日本地理学会春期学術大会
3月27日(土)~29日(月)に法政大学にて日本地理学会春期学術大会が開催されます.本教室からの研究報告は以下の通りです.
- 山本啓典
- 森嶋俊行
- 日本における産業観光施策展開状況のデータベースによる分析
- 山本健太
- 久木元美琴
- 沖縄県における保育サービスの供給体制-那覇市の事例を中心にして
- 植村円香
- 高齢化に対応した果樹農家の経営戦略-長野県下伊那地域を事例に
- 中村 努
- 長崎県の離島における医薬品流通システム-流通再編と地域への影響2
- 長沼佐枝*・荒井良雄
- 郊外駅前住宅地との比較からみた都心住宅地の特徴-地方中核都市福岡を事例に
- 佐藤正志
- 地方自治体における公民連携手法導入の地域差-指定管理者制度の事例
- 張厚殷
- 近年の韓国における地域産業政策の展開-大邱ミラノプロジェクトを中心に
- 岡部遊志
- フランスにおける政府間関係と地域の競争力-フランシュ・コンテ地域圏を事例として